2019/12/17
(プッシュプルポット ツアファイありがとう!!)
お久しぶりでございます
毎月投稿を目指していたのですが
疲労困憊により忘れ去っていました
最近のお話ですね
ブレイブディアーは常に活動を続けています
作曲と同時にライブ活動
後少ししたらレコーディングも始まります
活動は止めずにまだまだやることは沢山です
昨日は金沢に行きました
大好きプッシュプルポットのツアファイ
金沢vanvanV4 初めてお邪魔しました
音も照明もカッコ良くて良い箱でした
プッシュプルポットがまたカッコよくなってて相変わらず大好きです
去年の夏に初めて会ってから東京に来てくれて
大塚deepaと渋谷club crawlで対バンした
東京で見る彼らもカッコ良かった
今度は僕らが彼らのホームにいく番だった
始めての彼らのホームなんだか温かったです
そんなプッシュプルポットが
「13歳の夜」
って曲のMVを作ったのです
プッシュプルポットのボーカル
ぐっちくんの年齢は1個上で
東日本大震災の日は13歳だったそうです
僕は12歳 小学6年生 卒業前
全く関係ないと思われる僕の祖父母は
僕の祖父母は被災していました
家が高台にあったので
津波に流されなかったのは不幸中の幸いでした
僕は中学1年生の夏休みに東日本大震災の後の気仙沼に行きました
震災からちょうど半年ぐらい
祖父の葬式でした
思春期の僕はあまり感情の整理も追いついてなくて
じいちゃんは事あるごとに僕を甘やかして母に怒られる人でした だから大好きでした
じいちゃんと二人で行った氷の水族館だったり
海の近くにあった釣り場だったり
全部全部全部流されてて
微かに残ってる記憶も瓦礫で何も思い出せなかった
ただ沢山の瓦礫が積み上がってる場所を見てた
氷の水族館がある魚市場を見た後
不通になった気仙沼線を見に行って
ずっと繋がってるレールが途切れ途切れになってたりしたのを見た
津波がレールのところまで来たんだなって思った
レールの手前には家の跡が何個もあった
でもあるのは跡と少しの瓦礫
家はどこに行ったんだろうって思った
海を見に行った時はもっと酷かった
浜辺に落ちてる白い硬い塊
なんだろうって不思議そうに見てた僕に
看護師の学校に通っていた姉が口を開いて
「それ、人の首の骨だよ」って伝えてきた
浜辺に落ちてる人の首の骨
この人には何があったんだろうって想像した
黒い津波に飲まれて海に流されて
半年経った後気仙沼の浜辺で
東京に住んでいる何も知らない中学生に
自分の首の骨を拾われる
見つけてくれた事はこの人にとって嬉しかったのかなあとか考えた
思春期の僕には何もかもが衝撃で
その日の夜は全く寝れなかった
テレビの中継で見た映像
黒い津波が全部飲み込む姿も
街中が火の海で全部燃えていく様も
一日中テレビから鳴る緊急地震速報も
全部思い出して全く寝れなかった
僕は普通の中学生で
周りとなんら変わらなくて
当たり前に生きていたから
一瞬にして全部なくなることなんてなかった
でも自分の好きだった街が無くなったのを見て
一瞬で全部なくなる瞬間はあるんだって思った
大事にできるものは大事にしようって思った
いつも支えられてる事に気づこうと思った
あの景色は僕の中で一生忘れないモノだった
僕の13歳の夜はそんな夜でした
昨日の夜 ライブ打ち上げ終わりの運転中
メンバー全員が寝た車内で
13歳の夜を聴いて一人で泣きながら
そんなことを思い出しました
僕もふと忘れる時があるけど
自分の中で大事にできる事や人や繋がり
全部大事にしようと改めて思いました
まだまだブレイブディアーは頑張るぞー!
今後とも是非によろしくお願いします!!
ここまで読んでくれてありがとう
2019/12/17 4:30